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女性型脱毛症

髪の毛のボリュームやハリ・ツヤがなくなってくると、人目が気になったり、どんどん薄毛が進行するのではないかと、とても不安になりますよね。女性の脱毛症の原因はいろいろありますが、そのひとつに、女性型脱毛症といわれるタイプがあります。

頭頂部の比較的広い範囲の頭髪が薄くなるパターンとしてみられます。

更年期に症状がみられることが多いです。

このタイプの脱毛症は、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン（DHT)が関与しているといわれています。

DHTの存在により、髪の毛の成長期が短縮し、髪の毛が十分に育たないまま、細くて短いうちに抜けてしまいます。

主成分はビタミンBやタンパク質、アミノ酸など、髪の毛の成長と維持に欠かせない成分です。脱毛症の改善とともに、もろくなった爪の改善にも効果があります。

1日3回、1カプセル内服してください。

最低3か月は継続し、効果を実感後も半年～1年は継続をお勧めしています。

ミノキシジルには発毛や髪の成長を促進する作用があります。頭皮に直接塗布することで、毛母細胞が刺激され、細胞分裂が活発になります。

市販されている製品もありますが、クリニックでは3%の製品を用意しています。

1日１～２回、付属のスポイトで1ml吸い上げて、薄毛の気になるところに塗ってください。1mlを超えて使用しないようにしてください。塗った後にマッサージの必要はありません。

ミノキシジルの使用を開始すると、初期に脱毛が発生することがあります。

DHTが関係している脱毛症に効果があると言われています。有効成分のアルファトラジオールが、酵素を阻害してテストステロンがDHTへ変化するのを防ぎます。DHT量が抑制されることにより、効果を発揮します。

女性ホルモンの異性体ですが、体内では機能しないため、全身のホルモンバランスへの影響はありません。