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ニキビ・ニキビ跡

ふとした瞬間に気がつくとできていて、気分が落ち込む「にきび」。大事なイベントの前にできたり、患者さまによっては、一年中にきびがたくさん顔にできてしまって苦しんでいる方もいらっしゃると思います。

でも最近ではさまざまな保険治療薬ができているので、にきびは皮膚科でかなり改善することができるようになっています。「ニキビくらいでわざわざ病院に・・・」と思う方もいらっしゃると思いますが、病院で医療の力を借りてにきびを改善することで、皆さんの今時点、そして将来にわたってのQOL(生活の質)を大きく改善することができます。ぜひ、皮膚科の先生に一度相談してみてください。


  • このページでお伝えしたいこと(まとめ)
  • にきびってなんでできるの?
  • にきびの治療について
     ・健康保険が適用されるにきび治療
     ・健康保険外のにきび・にきび跡治療
  • 富士見スキンクリニック飯田橋でのにきび治療
  • 料金(目安)

このページでお伝えしたいこと(まとめ)

ニキビは皮膚科の治療薬で大幅に改善することがほとんど

ニキビの治療薬は、従来は抗生物質でアクネ菌の炎症を抑えるアプローチが主でした。今は “原因である毛穴詰まりを治す薬”が主役になり、ニキビ治療の効果が大きく向上しています。

良くない4パターンにはまってしまう前に皮膚科のDrに相談して頂きたい

(1)我慢してしまう

「不快な思いも2週間すれば治まるはず…」
「病院に行くのは面倒…」
と我慢していたら、炎症は治まったもののニキビ痕になってしまっった方。

(2)間違ったケアを頑張っている

自分で調べた「最強の自宅セルフケア」や、エステやメディア、インスタでお勧めされた「独自の美容液」でなかなか改善しない方。
むしろニキビが悪化してしまい、ご来院される方が多数いらっしゃいます。

(3)保険治療をせずに美容課金

保険診療での治療が1つめのステップなのに、そのステップを踏まないまま美容クリニックに重課金している方。
保険診療だけではどうにも太刀打ちできない重症のものや、症状改善のスピードアップ、完全に痕になってしまっているもの、といった発展的な部分だけ自費治療にトライするのがおすすめです。

(4)自己判断で治療中断

「目立っていた炎症にきびが治まった=完治した」と誤解して、自己判断で治療をやめて再発を繰り返している方。
ニキビになる前の小さいコメドや、そもそもの原因になる皮脂の過剰分泌まで治療をしないと、再発してしまいます。

「皮膚科」と名乗っているだけでなく、「皮膚科専門医」が診てくれる病院にかかってください

病院の看板やWebサイトに「皮膚科」を掲げているものの、実際には皮膚科以外の医師(例えば内科など)が診察している病院が世の中にたくさんあります。
ニキビのコントロールは、皮膚科で十分な臨床経験を積んだ医師でないと難しく、間違った処方で逆に悪化しているような場面も多くあります。
「皮膚科専門医」は、ちゃんと皮膚科を専門に経験を積んでいる医師のみが取得できる資格ですので、皮膚科専門医のいる病院を受診してください。

>>皮膚科専門医について

にきびってなんでできるの?

にきびには、症状進行のステップがあります。
皮脂の分泌過剰と皮膚ターンオーバーの異常が同時並行で進行することによりできる「コメド」が悪化して、皆さまがよく認識されている「ニキビ」の状態になります。

にきびのでき方

皮膚には多くの毛穴があり、普段から皮脂が分泌されています。毛穴を通って外に排出され、洗顔時などに流れていきます。
ホルモンバランスの異常などの様々な原因によって、皮脂の分泌が通常より多くなることがあります。

皮膚は内側から新しい組織が形成されます。元々内側にあった組織は層のように、順番に外に押し出されていき、一番外側では「角質」となっています。
角質はその後自然とはがれていくことにより、皮膚全体が新しい組織に置き換わっていきます。(これをターンオーバーと呼んでいます)

何らかのきっかけでターンオーバーに異常が起こると、本来はがれるべき角質がはがれず、皮脂の過剰分泌と合わさると、皮脂が毛穴に詰まり始めます。
角質と皮脂で毛穴が塞がれた状態でさらに皮脂が分泌されると、小さい「ぽつ」が毛穴に出来ます。これが「面皰(めんぽう)」や「コメド」と呼ばれる、ニキビの一歩手前の状態です。

皮膚には、「アクネ菌」と呼ばれる常在菌がいますが、通常、通気性の良い場所にいる場合は、特に悪さをすることはありません。
しかし「コメド」ができた場所では毛穴詰まりによって空気の通りが悪くなり、コメドの中でアクネ菌は増殖を始めます。

コメドの中で「アクネ菌」が増殖すると、菌を撃退して身体を守ろうとする免疫機能が働き、「好中球」がこの場所に集中して集まってきて、アクネ菌と戦いはじめます。
この状態が炎症を起こしている状態で、ここまで来てようやく、皆さんが「ニキビが出来た!」と困り始めるタイミングになります。

無事、身体の免疫機能が戦いを治めることができれば炎症は引いていきます。
一方、アクネ菌の増殖も進み、「アクネ菌」と「好中球」との争いがさらに激化すると、毛穴から外に炎症が拡大していきます。ニキビが気になって触ってたら悪化した/自分で潰そうとして悪化した、というのもこの状態です。

最終的には「好中球」が戦いに勝利して、炎症は引いていくことになりますが、ここまで来てしまうと多くの場合「ニキビ痕」として凹凸や色素沈着が残ってしまいます。
「ニキビ痕」が一度できてしまうと、これを治療するのは、手間も時間もお金もかかる非常に長い道のりになります。(見た目の治療として扱われ、健康保険適用外の治療となります)

にきびの治療について

にきびの治療は、第一選択として「保険治療」になります。
メディアやSNSの情報で下調べしてきた方に、にきびと言えば「ダーマペン」「ポテンツァ」「イソトレチノイン」といった美容医療だと思い込んでいらっしゃる方も大変多くいらっしゃいますが、まずは最も標準的な治療として健康保険で認められている塗り薬での治療をお勧めしています。
そのうえで、保険治療は一通り試し尽くしたけどしつこくて改善しない、より早くニキビをなんとかしたい、ニキビだけでなく「にきび痕」の治療もしたい、などより発展的な部分で自費治療の助けを借りることになります。
また、ニキビを悪化させないために日々のスキンケアもとても大切になります。にきび肌にあった基礎化粧品も数種類取り扱っています。

健康保険が適用されるニキビ治療

保険でのにきび治療は、従来はアクネ菌の増殖に対して抗菌剤で対抗するアプローチでした。その後、2000年代に入り新たな薬が次々と登場し、毛穴詰まりの解消によりコメドより先に進行させずに治療する、というアプローチに変化しました。これらの新しい塗り薬の登場により、にきびの保険治療は大きく治療効果が上がっています。
また、ニキビが炎症を起こして膿が溜まっている状態を解消する「面皰圧出法」という処置を行うことで、炎症ニキビを早く治すこともできます。

(1)保険適用の塗り薬

  • ベピオ(過酸化ベンゾイル)

ニキビの原因菌が増えるのを抑え、毛穴のつまりやコメド(面ぽう)も改善します。
白ニキビ、黒ニキビや赤ニキビに効果が期待できます。顔とからだにも使用できます。
妊娠・授乳中の方は使用しないことを勧めます。

  • ディフェリン(アダパレン)

毛穴のつまりやコメド(面ぽう)を、改善します。
ニキビの前段階であるマイクロコメド(微小面ぽう)から白ニキビ、黒ニキビや赤ニキビに効果が期待できます。顔のみ使用できます。妊娠・授乳中の方は使用できません。

  • エピデュオ(ベピオ+ディフェリンの配合剤)

アダパレン単独では弱い抗炎症作用を過酸化ベンゾイルで補完しています。
配合剤は強い皮膚刺激症状が起こる可能性があるため、まずはアダパレンもしくは過酸化ベンゾイル単独の使用をして、トラブルがなかった場合に処方します。顔のみ使用できます。妊娠・授乳中の方は使用できません。

  • 抗菌薬

塗り薬と飲み薬があり、赤ニキビ、膿ニキビに効果が期待できます。
ニキビ菌の増殖を抑えることで効果を発揮します。また、ニキビに使用される抗菌薬の一部は炎症を抑える作用があることも知られています。ただし、耐性菌が出現する危険性があるため、使用期間には注意が必要です。
塗り薬だと、ダラシン、アクアチム、ゼビアックスなど、飲み薬だとビブラマイシン、ミノマイシンなど多数の選択肢があります。

  • 漢方薬

状態に応じて積極的に処方しています。苦手な方は、無理に内服する必要はありません。
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)、清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)など

  • ビタミン剤

ビタミンB2,B6は皮脂分泌抑制、ビタミンCは炎症後色素沈着改善、ビタミンEは過酸化脂質抑制などの効果があると考えられています。

(2) 面皰(めんぽう)圧出法

ニキビが炎症を起こして膿が溜まって腫れている状態を解消する処置です。
針のような特殊な棒で穴をあけ、中に詰まった膿などを押し出します。膿を押し出すことで、治りが早くなります。
処置後は、採血後と同じように、小さい絆創膏を数時間程度貼ります。

健康保険外のにきび・にきび跡治療

(3)ケミカルピーリングについて(健康保険適用外)

「サリチル酸マクロゴール」という薬剤を患部に塗布することで、皮膚表面の角質を溶かし流します。皮膚表面の毛穴詰まりを溶かすことで、コメドやニキビを解消していきます。
原理的には(1)過酸化ベンゾイルと似た側面もありますが、とても強力な薬剤で一気に角質を剥離することで、ニキビ治療のスピードアップに繋がります。

(4)ダーマペン4について(健康保険適用外)

「ダーマペン4」はとても細かい剣山のような針を、機械を使って肌の表面に刺していきます。そのまま治療すると痛くて耐えられませんので、塗布するタイプの麻酔を導入した上で治療します。

ダーマペン4のような細かな針で肌の表面を傷つけると、肌自身が持つ再生機能が活発になり、肌のターンオーバーが活発化します。肌のターンオーバーを活発にすることで、最も表面にある角質も早く剥がれ落ちることになり、ニキビやニキビ跡の改善に繋がります。

ニキビ自体にも有効な治療ではありますが、特効薬がない「ニキビ跡」の治療にはとても有効です。

(5)イソトレチノイン・スピロノラクトン

「イソトレチノイン」はビタミンA誘導体の一つで、重症のにきびに対して有効な飲み薬です。海外では重症にきびの第一選択として用いられていますが、国内では保険収載されておらず保険適用外の自費治療となります。皮脂分泌を強力に抑え、角質が厚くなる角化異常を正常化、また炎症を抑制することで、重症のニキビに対して効果を発揮します。
強い効果の一方で副作用も強く、皮膚や粘膜が過度に乾燥して口唇炎やドライアイを生じさせたり、催奇形性(妊娠中に服用した場合、先天的な異常がおこるリスクが高い)、肝機能への負担なども考えられ、使用方法に注意が必要な飲み薬です。

「スピロノラクトン」は、元々高血圧の方に処方する飲み薬ですが、男性ホルモンを抑える働きがあることから、女性の皮脂分泌を抑制することで、ニキビを抑える働きがあります。
「イソトレチノイン」と同様、ニキビ治療として保険収載されておらず、保険適用外の自費治療となります。体内のホルモンバランスが変わるので、生理不順などの副作用が考えられ、イソトレチノイン同様、使用方法に注意が必要な飲み薬です。

(6)Stella M22 ニキビモード(健康保険適用外)

Stella M22は、IPL光治療器の一つで、特定の波長だけを抽出した非常に強い光を出す医療機器です。皮膚にあってしみの原因となる「メラニン」が吸収しやすい波長の光を患部に当てることで、メラニンを破壊することで、しみ治療に利用しています。

この機械の抽出する波長をにきび治療用ものに変えて、アクネ菌が産生するポルフィリンや、皮脂腺につながる毛細血管を破壊することで、にきびによる炎症を抑制します。 

富士見スキンクリニック飯田橋でのにきび治療

女性の皮膚科専門医が診察します

「にきび治療」とひとことで言っても、今のニキビがどれぐらい重症なのか、どのように改善していきたいのか、専門家の目線と患者さまのご希望をすりあわせながら治療方針を決めていくことがとても重要になります。
この点、当院では院長以下、女性の皮膚科専門医が診察した上で治療を行います。

>>皮膚科専門医について

多様な治療方法をご用意しておりご希望に合わせてご案内します

保険外用薬一辺倒ではなく、様々なオプションをご提示しながら、患者さま一人一人に最適な治療プランをご相談頂けるよう、処方薬以外にも、ケミカルピーリングやダーマペン、保険適用外の飲み薬など様々な治療オプションをご用意してお待ちしております。

夜8時まで営業し、待ち時間少なくご案内します

平日夜は20時まで診察していますので、学校帰り、仕事終わり、ご帰宅後にご受診頂けます。

また、診察までの待ち時間や会計待ちの時間を徹底的に管理しており、お昼休みなどのすき間時間でも簡単にかかりやすい体制を整えています。ニキビの治療は根気強く続けることがとても重要です。通院しやすい・通院が苦にならない病院を選ぶことをおすすめします。

料金(目安)

どちらも、来院時の他の治療等との兼ね合いで変動しますので、目安としてご理解下さい。
(自費治療については、別途消費税が発生します)

健康保険範囲内での診察・処方(保険治療)

 ●初診:約368点(3割自己負担の場合、約1,100円)
 ●再診:約190点(3割自己負担の場合、約570円)

ケミカルピーリング(顔)

 ●8,000円
 ●継続割など、最大25%OFF(6,000円)までの割引制度あり

ダーマペン4(顔)

 ●20,000円(別途、塗布麻酔代:2,000円)
 ●継続割など、最大25%OFF(15,000円)の割引制度あり

Stella M22 ニキビモード(顔)

 ●26,000円
 ●継続割など、最大25%まで(19,500円)の割引制度あり

イソトレチノイン(内服)

 ●7,500円(10mg x 30日分の場合)

スピロノラクトン(内服)

 ●3,000円(50mg x 30日分の場合)

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